個人的な相場感
今週は一言で言うならば結果的にリバウンド相場でしたね。
<日経225>
まあ、激しい相場でしたね。ちょっと前までは400円
上下しただけで「えっ!?」という感じでしたが、この
振らされ感には慣れてしまった感じです。(笑)
16,000円台まで売り込まれた時には新安値銘柄が異常値
を示し、新高値銘柄も0の日にちが続きましたが、今週
の戻りと共に新高値を取ってくる強い銘柄も出てくる様
になりました。
今週の相場を見ていて傾向的に明確に出ていたのは巣
ごもり銘柄(食品など)、テレワーク関連、オンライン
診療銘柄の上昇です。
新高値0から結構増えましたね。
ただ、食品とかは今後もどんどん高値を追うかと言うと
そうではなく、やはり選別がされていくと思います。
基本的にコロナの問題に関係なくビジネスとして強いモノ
を持っており、継続性がある銘柄に絞られていくと。
一方、日本ではテレワーク、オンライン授業などは諸外国
に比べてかなり遅れていましたが、コロナ問題により日本
でも徐々に根付いて行くものと思われます。
で、気になる銘柄ですが、
1973 NECネッツアイ
先日にテレワーク関連という事でまとめをさせてもらいま
したがこの銘柄しれっと金曜日に新高値を取ってきました。
本日の日経電子版にも下記の記事が出ていました。
NECネッツは17年当時、有望スタートアップのズーム社に
いち早く目を付けて日本市場での販売契約を結んだ。19年
1月までは独占的に扱える契約であり働き方改革の流れに
のって今年1月末時点で約1200社にシステムを納入。
新型コロナの感染拡大で3月のZoomに関する問い合わせは
通常の10倍ペースだ。牛島祐之社長は「今までにないくら
い引き合いが強い。まず自社でテレワークをもっと進めて、
それぞれの顧客ニーズに合った使い方を提案していく」。
Zoom自体の収入は1アカウントで月額2,000円なので、
これ自体での収益UPは100人の会社で月額20万円と大きく
ないと思います。ただ、これと共にDX提案が進み全体と
しては大きなビジネスになる事が期待できるのでしょう。
4447 PBシステムズ
https://www.pbsystems.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/4447_投資に関する説明会開催状況について.pdf
これもテレワーク関連ですが、ここはそれだけでなく、
セキュアクラウドシステムの構築が主たる事業になり
ますが、その中でCitrix社からスペシャリストとして
認定された分野数で国内単独首位にある事から非常に
今後の伸びを期待できるのかなと考えています。
何よりも上場してまだ半年ちょっとで時価総額が42億
と小さい事、福証から他の市場への重複上場を計画し
ていること、優待・配当の設定などが期待される事か
ら株価の上昇余地は相当あるかと考えています。
4480 メドレー
これも以前にピックアップした銘柄ですが、木曜日に
ついに新高値を取ってきました。メドレーは医療人材
紹介業がコアビジネスです。このコア部分の伸びが
しっかりしているだけでなくオンライン診療システム
Clinicsに大きな期待が寄せられています。
患者はコロナ問題で病院や薬局に出向くのも億劫にな
るし、医者側もコロナ軽症者と直接診療することは避
来ている事から投資家の期待が高まっているのだと
思います。
2551 マルサンアイ
巣ごもり関連で軒並み食品株が上げてきていますが、
ここも同じ。ただ、コロナ問題がなくとも、この会社
の稼ぎ頭である豆乳事業は伸びており、遠から見直し
が入ると見ています。無名な?故に5月の2Q決算にて
その辺りがはっきりするかと。
その他、コロナ問題が長期化することで跳ねるかなと
思い、監視下にある銘柄は4362 日本精化(チャート
もGood), 7947 エフピコ (弁当や中食用のトレー
首位、原材料価格の下落は大きなインパクト)などが
あり