最近の個別株相場
日経は3/19に一旦の底を付け(16,552.83円)その後リバウンド
相場になり3/25に25MA付近まで戻した後に再度次の底を探る
動きになっていました。
4/6は大幅高(+756円)で終わり、今晩のDOWも大幅高で始
まっている様です。USでの新型コロナウイルスの感染状況の
安定してきているとの材料によるものでしょうか。
日本も緊急事態宣言の準備入り+経済対策の具体化に入った
との状況で、売り材料の一旦出尽くしなんですかね。
さて、これからどうなるのでしょうか?
まだまだ、先は分かりませんが、ただ一つ言える事は3/19の
一番底までは下落相場は、ほぼほぼ何でもかんでも売られた
という事実です。新高値銘柄が出現しない時期もありました
からね。
ただ、これから先は銘柄選別でだいぶ状況が変わってくるかと
思います。これは以前にも記述しましたが、リーマンショック
の後に日経が2番底を付ける前にアークランドサービスやトリ
ドールなどが既に大幅高を演じていたことと同じような事が
起きるのではないかと考えています。
ここからは大幅な利益を得る人、そうでない人の差が出やすい
相場になると考えています。
自分は日々の銘柄選びではファンダメンタル(足元のファンダ
+先々の期待度・ワクワク度)とチャートテクニカルで銘柄
選別を行っており、現状の相場状況も勘案しながらいろいろと
銘柄を追っています。とりあえず先週末の時点で気になっていた
銘柄の整理という事で以下に簡単なコメントを付けてまとめたい
と思います。
1.4480 メドレー
言わずもがなの、オンライン診療ど真ん中銘柄。昨日までは
コロナウイルスについての初診を対面でこだわっていた日本
医師会+厚労省がついに折れて当面の間は(3ケ月毎に見直す
と現時点ではしている)初診診療でもOKとの判断に変わりま
した。現時点では日本全国でのオンライン診療可能な医療機関
は1%程度との事で、これを不安視する投資家もいます。
でも、だから良いのです。
始まりの開始。何事も最初はゼロからスタート。その関門が
今回開けられたという事は、今後大きく拡大するのではないか?
欧米では既にそれなりに普及しているし。。。と言った期待感
が投資のきっかけでは大事であるはずです。この銘柄の場合は
医療分野向けの人材紹介が現時点ではコア事業であり、このコア
事業自体も拡大していますので、期待感だけのなんちゃって企業
でないことも好ましいと考えています。
2.8771 イーギャランティ
この銘柄はIPOの後に売買したことがあるのですが、月足で見る
と今までほぼ一本調子で株価が騰がっていたことに改めて驚か
されます。
この銘柄のビジネスモデルはややとっつきにくい部分があるの
ですが、簡単に言えば売掛債権保証などのリスク保証商品を組成
して、それの多くを金融機関に流動化売却するというビジネス
モデルでイーギャラ自体はリスクを取らない事が特徴です。
一年の売り切り契約が多いようなのですが、競合らしい競合も
無い様で?結果的には契約は更新をされながらも継続されている
というストック型ビジネスと言えるのかもしれません。その保証
残高は下記の通り毎年確実に積み上がっており、保証料率も更新
の度に見直される為、高利益率を保ち続けている事が分かります。
3月中旬まではコロナウイルス問題で全体相場に引きずられて
いる感がありましたが、以降、顧客の販売先からの売掛金入金が
滞ることで顧客の資金繰りが厳しくなるケースが想定される →
その売上(販売)債権を買い取るサービスを始める事を3/5に発表
したことからビジネスの拡大が期待されるようになり株価が大き
く反転をし、3/31にボックス高値抵抗ラインを抜いて来ました。
この銘柄でもう一つ特筆すべきことは、売り残が非常に大きく
(直近の1日の出来高程度)、貸借倍率も非常に小さい事から
踏み上げも起きているであろう事です。下記チャートの出来高
グラフの所にある青いラインが日々の売り残推移、赤いラインが
買い残推移を示します。
3.エフピコ
この銘柄についてはちょっと前に言及していますので、再度
詳細は記述致しません。簡単に言えば中食需要の大幅な増加が
コロナ問題で顕著になってきた事と、原材料市況の暴落により
利益の改善が期待されるためと思われます。2年以上に渡って
継続してきたボックスを上抜けました。
以下、他の高値ブレイク銘柄についてチャートを記載します。
ちょっと遅い時間になったので、また後日にこれらについては
コメントを入れて行きたいと思います。
4.4434 サーバーワーク
5.4308 J-ストリーム