2020年の投資に対する反省と2021年の誓い
2020年は想定外のスケジュールで3月より専業投資家となり
ました。
専業投資家・・・投資で稼いで生計を立てていく。
いつかは目指していた道ではありますが、いざその立場に
なって、実際に12月まで取り組んだ結果、投資パフォの数字
だけはまともだったのかもしれません。しかし、その詳細は
とても褒められた物ではなく、年間の投資成績をまとめて以降
数日間凹んでしまいました。全く自分の目指す投資になって
いなかったからです。
当初は資産の半分は中長期投資、半分はスイングで運用する事
を目標にしていました。結果として、前者は高パフォーマンス
であったものの後者の実態は大幅マイナスでした。
スイングとは言ったものの、そのつもりでやっていただけで、
ほぼ日計りに近い状態になり、かつその数も異常に多く、如何
にラフでいい加減な取引であったかを年末の取引のまとめで
思い知らされました。こんなに多くの取引をしたのも初めてで
したが、何故こんなことをしてしまったのかを考え、対応策を
考えました。
これから書くことは、2020年の反省でもあり、2021年の投資
方針と自分自身への誓いです。これらが今年の年末にきちんと
実施された結果を得るために、ここに書き留める事とします。
<問題点>
1.専業投資家になり、日銭を稼がなければいけないという
焦り。この結果、スイングと称して取引を行った部分は短期的、
かつ投機的な取引となっていた事が実態。少しでもマイナス
方向に株価が振れた時に(3%以下でも)意味不明の不安から
来る損切りを多発させた。
ほぼ、根拠がない取引になっていたことが実態であった。
2.1.にも関わってくることであるが、月次で10%づつ資産
を増加させると言う目標に執着し過ぎて、焦りを生み、結果、
メンタル面でフラフラしてしまった。
3.取引の詳細を月次の残った数字でまとめる事はしていたが、
取引の明細を1年間きちんとReviewすることが余りなかった。
<今年の投資方針と誓い>
1.月次目標は設定しない。これをやってしまうと、特にPFの
推移が順調でない時に根拠の薄い無理な売買をしてしまう事と、
相場が悪い時でもポジションを無理に取ろうとする傾向が出る
ことから、月次目標はあえて立てない。(年間目標のみ)
2.よって、取引は1~6ケ月以上の期間を目途にした取引のみ
を行う。買付けは、相場が始まるまでに自分自身への売買決済
アプルーブシートに買付けの根拠、目標株価(簡単でも)、
売却株価目標、リスク&リワード、チャート(株価位置)など
の再確認、株式の需給環境などを記載したものをまとめ、かつ、
買い付け時にIFD注文を入れて下値リスクに備える。
3.クオーターごとの取引の総括を行う。きちんと上記の1と
2が実施されていたのかのReviewを行う。
4.投資先のファンダメンタルズについては、個々をきちんと
精査するために無理に多くの銘柄調査はあえて行わない。
対象を広げると色々な銘柄が気になり、どの銘柄が自分にとって
BESTな投資先であるのかを見失う事となる。上場銘柄は3700社
以上もある中で、株価上昇率上位とかテンバガー銘柄をとる事が
目的ではなく、安定したパフォーマンスを出す事が重要。
結果的に年間の株価上昇率順位で上位の方(例えば3700銘柄中
で100位でも200位でも良い)を取れて、損失さえ極小化出来れば
おのずと結果は付いてくるもの。
→ 長期的な視線では幅広い銘柄を見る事、知ることが必要だが、
自分はまだそのレベルには達していない。
5.世間の他の人との投資パフォーマンスを比べない。投資法や
銘柄は自分に合う、合わないがある事は当然で、比べるという事
をどこかで行うと無理が生じる。
年末に取引に対する違いが明確になるよう、当年度と前年の比較
を行いニヤニヤしよう。。。(笑)