2020年10月の投資成績
2020年10月の投資成績まとめの時期となりました。
今月は月末のマザーズ市況の下落をまともに食らった
以外に、大きく資金を入れていた3915テラスカイと
8005スクロールの決算後の下落に見舞われ、何れも
PFに大きなダメージを与えてしまいました。
3915はSalesforceのリセール事業が主体ですが、1Qに
比べてほとんど伸びていないことに加えて、自社開発
のバンドルソフトウエア事業がマイナスとなったこと。
これは想定外でしたが、よくよく考えてみればAWSも
含めてこれらは基幹クラウドシステムであり、企業側の
導入には多くのコストがかかり、コロナで企業業績が
低迷している環境下では多額投資がしづらい案件である
ということと、企業内で承認されて導入(売上)に至る
までは時間がかかると言った点に考えが及ばなかった事
が反省点ですね。ちなみに競合とも言える4434もAWSの
売上が2Qでは停滞していて同様の決算内容でした。
8005は決算内容は申し分ない。
いろいろな理屈が世の中では並べ立てられていますが、
結論は買いで新規で入る人がこの時期(市況や株価ト
レンド)では居なかったからS安まで売り込まれたと
いう事につきますね。
自身の問題は、会社を分析し過ぎた(笑)ことですかね。
通販の仕入れを従来の代理店経由をやめて直接調達化を
推進したことで粗利益率が劇的に改善することは分かって
いたので1Q/2Qのみならず、通期で考えても従来とは
違った大きなトレンドになる、だから株価は騰がるはず
だとのバイアスがかかっていた事が最大の失敗です。
10/30は大幅安で始まりましたが、引けにかけてリバウン
ドするはず、との根拠不明の思い込みからS安で手放すと
言う有り得ない事をしてしまった事は2021年で一番の反
省点となりそうです。
10月は集中投資をしてしまった事もあり、単月で前月比
-15.8%という過去3年で最も大きな損失を目の当たりに
することとなりました。
ただ、やってしまった事は仕方がない。
これをどうやって改善してゆくのか?について、よく考え
たいと思います。11月はしばらく市況が不安定になりそう
なので、様子を見ながら慎重に進めたいと思います。